【Lステゼミ】 「マンガを読解する」~藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄はものすごい~
プログラム:Lステゼミ
【Lステゼミ】「マンガを読解する」
~藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄はものすごい~
手塚治虫などの表現と比較をしつつ、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の表現の変遷を追う。
もともとは簡素な〈記号の身体〉を描くものであったマンガが、どのようにして〈生身の身体〉ー 性、死、内面、成長といった身体性 ― を描くことを試みていったのかを具体的に解説します。
【活動報告】
藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄のすごさを手塚治虫の表現と比較しながら変遷の背景について話しました。
具体的なマンガの例を見ながら、手塚作品が最終的に<生身の身体>の方向になったのと異なり、藤子作品は、<記号の身体>を維持しながら科学信仰への疑義が深まっていったことをSF短編小説やドラえもんの秘密道具の役割などを例にあげ、詳しく説明しました。
参加者からは、「2人の対比がとても興味深かった。」、「マンガ内の人に対する価値感がいろいろあると感じた。」と感想が寄せられました。
- 講 師
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- 文学部 日本文学科 助教 山田 夏樹先生
- 日 時
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- 2015-07-09(木曜昼休み)
- 場 所
- 富士見坂校舎2階 学習ステーション
参加申し込み方法
※参加申し込みは3つの方法が選べます。
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- 電話
- 03-3264-9072
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- メール
- L-station@ml.hosei.ac.jp
- 講座名・実施日
- 学生証番号・氏名
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- 事務所
- 学習ステーションにて、直接お申込みください。(当日参加可)