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【常駐スタッフプログラム】「2024年のミクロ・マクロなニュースを共有してみよう」活動報告

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【常駐スタッフプログラム】「2024年のミクロ・マクロなニュースを共有してみよう」活動報告

1.実施班

水曜3限

2.企画名

「2024年のミクロ・マクロなニュースを共有してみよう」

3.実施日時・場所

2024年6月26日(水)13:20~14:35

ボアソナード・タワー3階 ワークショップ・エリアROOM2

4.参加人数

1名

5.実施報告

前半は、2024年の「マクロ」なニュース、つまり国内・国際ニュースに関する自分の意見や考えを述べ、それを学生スタッフや他の参加者と共有することで学びを深め、後半には「ミクロ」なニュース、つまり参加者の個人的なニュースを共有する、という企画であった。事前準備から企画進行までを通して、滞りなく行うことができた。

〈評価できる点〉

・企画内容が「ディスカッション」を含んでおり、少々難しいものであったが、自己紹介の時点で話しやすい雰囲気作りをすることができた点。
・少人数であることを活かし、参加者の個人的な背景を聴きつつ、それを「マクロ」なニュースに対する意見交換に繋げることができた点。

〈改善点〉

・企画責任者が想定する「面白さ」と、多くの学生が興味をもつものの乖離が原因であった。対象である学生が求めているニーズと、学習ステーションの企画として求められる「学び」の要素をどのように組み合わせるかが、企画立案の際の重要な点であると思われる。今後は、様々な学生から幅広く興味のあるものを聞くなどして、よりよい企画立案につなげたい。

〈その他の気づき〉

・より正課の活動に近い内容の企画(ディスカッション、事前準備などが含まれるもの)には、参加者に留学生や大学院生が多いという傾向を認めることができるため、企画立案の時点である程度の「ペルソナ(具体的な参加者)」を想定し、それに沿ったアプローチ方法を考え、それを実施する(具体的な会場の明記、英語でのメール表記など)という柔軟性も必要かと感じた。

〈目標達成ができたか〉

この企画の実施目的が、「自分の意見や考えを誰かと共有する機会」をつくり、「二次的な学びが生まれる場」を設ける、ということであり、そこから派生した目的が、「身近なニュースについて、各自の専門分野と結びつけた上で考えることができる」「学生同士で建設的なディスカッションができる」「身近なニュースを足がかりとして、他のニュースや社会問題と結びつけることができる」の三点であった。概ねこれらの目標は達成できたと思うが、「身近なニュースについて、各自の専門分野と結びつけた上で考えることができる」に関しては、ニュースに対する意見交換の中で共有される「各自の専門分野」の知識が浅薄になってしまう傾向があった。専門性のあるものを、卑近なものと組み合わせるという行為自体が容易ではないため、この目標がやや難しすぎたきらいがある。

 

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